夫は地域に密着した生活をしており、誰とでもお話ができるのですぐに親しくなったり打ち解けたりします。
コミュニケーション能力が非常に高いので、散歩中のおじいさんやおばあさん、道で会った奥様たちやおじさまたちとの立ち話から戻ってこないこともしょっちゅうだったりします。
ビリギャルの教え
そんな彼は公益社団法人 海老名青年会議所の会員なのですが、
先日、津久井青年会議所の方にお誘いいただき、「ビリギャル」で一躍話題になった小林さやかさんの講演会を拝聴してきました。
「ビリギャル」と聞いて思い浮かぶワードと言えば、高校受験や坪井先生、ということくらいで詳しいことは知りません。
せっかく講演会に行くのならと、家族みんなでAmazonプライムにて「ビリギャル」の映画を視聴。
2時間の映画でしたが、小学生の子供たちは飽きることなくしっかりと胸に刻むものがあるようでした。
いざ当日、もう30歳を超えたビリギャルにお会いして、テンポの良いお話を聞いていると
2時間の講演はあっという間。映画予習した甲斐もあって、これまた子供たちは飽きることなくしっかりと感じものがあるようでした。
家族の愛の物語
学年ビリのギャルが偏差値をぐんぐん伸ばして慶應に合格する映画の話は、実は受験の話ではないのです。
坪井先生とビリギャルの、先生と生徒の話でもなく、家族の愛の物語。
ここが焦点になっているので、講師のお話も、映画も、小学生が見ても感じることができるストーリーだったのです。
私は常日頃から、母としてできることはなんだろうか。妻としてできることはなんだろうか。
娘としてできることは、姉としてできることは、孫としてできることは、親友としてできることは、、、
そんな風に考えていることが多いように思っていました。
いい人ぶっているように感じられるかもしれません。でも、それがそのまんまの私だし、そんな自分を受け入れるしかない。
誰かの幸せそうな笑顔を見られることが私の幸せ、身近な人だからこそ、絶対幸せにしたい。
基本、幸せは自分で掴みにいくものだと思っていて、受け身の態勢がないので、誰かに幸せにして欲しいなんて気持ちは持ち合わせていません。
なんなら、子供も親も、夫も友達でさえも、私の周りにいる人みんな幸せにしたいという大規模な母性を思っています。
だから自分ができることはなんでも手を差し伸べてあげたくなり、いっぱいいっぱいになることもあるのですが。笑
ビリギャルのお母さんあーちゃんも、母性本能が強く、とてつもなく愛情深い親子関係ができあがっています。
傍から見ると、少し理解しがたいこともあるでしょう。
我が子と親の関係はときに他人には理解しがたいものです。
極端に偏り、愛情を注ぎすぎることもあるでしょう。
でも、それでも、親に愛されているという感情が突き動かす力というのは、底知れないものがあるのです。
憎悪からは何も生まれないけど、愛情からは沢山のことが、ものが、思考が生まれるのです。
私も、憎たらしいと思っても、謎が多いと思っても、子供や夫のことは理解したいし、その気持ちを示したい。
示すことこそ大切なんだと気づかされました。
桜の綺麗なこの時期に、子供と一緒に素敵なセミナーに参加できたこと、本当に良かったです。
届けたい相手にきちんと自分の言葉で話すということも、重要なことだと思いました。
改めて、夫の活動と人脈に感謝です。
世界は広いから、たくさんのところに足を運んで、たくさんのことを吸収して、子供たちにも少しでもいろんなことを胸に刻んでもらいたい。
こんな風に思っている気持ちも、私たち夫婦の愛情のかけら。
小林さやかさんとあーちゃんに教えてもらったことは、素晴らしい感情で、余りにもシンプルなことでした。