ホワイトデーの前夜、いつもより少し早く帰宅した夫がワッフルを焼いてくれた
強力粉に薄力粉をブレンドして、砂糖はいつもあられ糖が入っていて
サクサクふわふわでおいしい
これまでに何度も作ってもらった末に自作レシピになったそう
ちょっといびつなその形も、愛情たっぷりでうれしい
前回のブログ オタクとヤンキー? でも書いたけど
ってこういうところ。
夫は器用だからお菓子作りからDIYから洋裁からジュエリーづくりからなんだってこなしちゃう。
それはそれは研究熱心だし、分厚い取扱い説明書も読める人。
キャラ弁やキャラケーキ、キャラ上履きをお願いされれば、私の倍以上の時間をかけて丁寧に仕上げる。
はまれば、とことんいっちゃうし、何よりすごく楽しそう。
私はというと、夫と息子たちとただただ幸せに暮らしたいがために
その空間づくり、快適さを求める。
その為にできる限りのことをする。
いざとなれば新聞配達やるから、とはなんとも男前な妻である。
勢いで行っちゃうところも多いし、
富士登山だって、ゲレンデの上級者コースだって、男子に混じって頑張っちゃう。
ストイックさはかなりあるほう。
こんな母だから男の子が3人も来てくれたんだと思ってる。
分析派の夫と行動派の妻。
女子力男子と男子力女子。
理論派の夫と感覚的な妻。
一緒に生活していると似てくるし、元々似ている二人と思ってはいるけど、違うところがたくさんある。
違うところがたくさんあるから、認め合って、尊重しあってうまくいく。
ミラー越しの世界
そんな対照的な夫婦だけど、実はこれは
相手がいてはじめてわかること。
他人の中に自分をうつして気づくこと。
私は自分のこと、すごく女っぽい女だと思っていたし
争いは嫌いだけどその気になって討論すれば負けない自信もあったし
石橋は叩いて渡るほうだと思っていた
自分では。
けれど、人の中の鏡にうつしてみると意外とそうでもないと知った
これまで、たくさんの人と知り合って、友達になって、
あちこちに出歩くから、いろんな考え方をもつ人と出会ってきたけど
そのたびに、いろんな自分を思い知る。
すごくたくさんの答えがあって
それは日々変化している。
考えも生き方も変化するのが自然で、
それが人間なんだと思う。
人と交わらず、ラクなほうへ、ラクなほうへ流れたくなるときもあるだろう
でも、それでは自分は成長できないし、
なにも見いだせない。
わたしはもっと、いろんな自分を発見したいし、変化していきたいから、
これからも多くの人に出会って、良くも悪くもめんどくさい相手と
つきあっていきたい。
なんて、すごいこと書いてみたけど
これも前回の葉加瀬太郎さん、じゃなくて脳科学者の茂木健一郎さんの受け売り。
でも、これも以前から感じてたことだから、先生がお話されて
とっても嬉しかった。
刺激的な人にあうのはとても楽しい。
刺激的とは言い難いような人に会うのも、結局いろんな発見があるからやっぱり楽しい。
だからわたしはこれからも出会うことをやめない。そして皆さんの鏡を通して女子力をUPさせることができればこれ幸い。
もう女子と言えない年齢だから、婦人力か。☺??
女子力男子
若者をターゲットにしたマーケティングの第一人者でもある、博報堂ブランドデザイン若者研究者リーダー・原田曜平が2014年12月に出版した『女子力男子?女子力を身につけた男子が新しい市場を創り出す』(宝島社)によって広まった
女子力男子の本は昨年読みましたが、あっという間に読めるおもしろい本でした