時間というのは有限なもの。
みな平等に流れているもの。
time is money
頭ではわかってはいるけど、なかなか時間を有意義に、有効に使えていない実情。
子供のせいにしてみたり、仕事のせいにしてみたり、自分のキャパシティと時間とのバランスの問題なのに。
昔はもっと、時間を有効に使っていた。
なににでも使える時間があったし、考えることも明確だった。
だからあるとき考えた。
きっと、子供の頃にはあった時間割がよかったのではないかと。
そこで試しに一週間の流れを時間割のように書いてみた。
この枠はトイレ掃除、この枠は買い物、送迎、仕事、洗濯、掃除、炊事、寝かしつけ
絵本よみ、入浴、、、、、
自分のことから、家事や育児。溢れるように出てくるやるべきこと。
やらなくてはいけないことは山のようにあるのだけど、書き出すことによって
少しだけの余分時間が生まれる。いや、生まれるように配置する。
ルールに則っているほうがスムーズに進むことは間違いがない。
ただ漠然と、あれをやらなきゃ、これをやらなきゃ、こっちはいつかやりたい
そんな思いをはせても現実になることのほうが少ない。
やらなきゃと時間に追われているより、やろうと時間を決めてしまうほうがよいのだ。
わたしは立ち回りがうまくないので、すぐにいっぱいいっぱいになってしまう。
そこで優先順位をつけるようにしている。
一週間の時間割とは別のかたちで、よく書き出すのが
一日のTO DOリスト、一か月のTO DOリスト。
こちらは箇条書きで、どばーっと書く。
書いたことを消化できると小さなことでも達成感が得られる。
後回しにしてよいことの把握さえできれば、たとえうまく動けなかったときでも
一週間単位、一か月単位で±0にできればいい。
そんながっちり固めないスケジュールで生活していたい。
自分を苦しめるためではなく、生きやすくするための緩いスケジュール。
携帯のアプリでも、沢山のTODOアプリ、タスク管理アプリがあるけれど、
私自身はわざわざステーショナリーに描いたり、自分の字を目で見るっていう行為にこそ意味があると思っている。
目に見えるとわかりやすいだけでなく、何時までにこの家事を終わらせるぞ!
次は夕飯の支度をここまで準備しておくぞ!時間が万が一余ったらコレをするぞ!
例えば、録画したドラマを15分見るとか、財布の中を整理するとか、雑誌を5分眺めるとか、爪や肌のマッサージをするとか、
いつもは見て見ぬふりしてるアレをする、などなど後回しになってできないことをする時間を生み出そうと意欲が湧く。
チャイムが鳴ったら、否応なしに次の準備にとりかかっていたように、
自分でも意識したり、アラーム機能を使ったりして、うまく時間を割れるといいのだと思う。
(息子の通う学校ではチャイムがないのだけど、今はなくなったのかな)
3人の息子がいる生活は、朝も夜もしっちゃかめっちゃか。とにかく時間との闘い。
ここをどう乗り切るかで疲労感も全然違うといっても過言ではない。
働く私にとって、完璧に(自己基準での)家のことをこなすことは至難の業。というよりできません。
だけど、卑屈になっても仕方ないから、相変わらずのポジティブで、やるべきことをやるだけ。
やれる範囲内でやるしかない。限られた時間の中で楽しく生活したい。
だから、ときには手だって抜くし、協力だってしてもらって、やれない自分のことも責めずにいたい。
人生は長いようで短いのだから。
笑って生きよう。
どうせやらなくてはいけないことなら楽しくやろう。