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世界のウェディング事情(ウズベキスタン編)

約5分

みなさんこんにちは。

今回の世界のウェディング事情はウズベキスタン共和国です。

どうしてウズベキスタン共和国を選んだかというと、金(ゴールド)の産出量が世界第8位(2015年データより)であるジュエリー業界にとっては非常に関わりの深い国でもあるからです。

 

ジュエリー業界にとっては関わりは深くても一般的にはあまり関わりの深くない国だと思うのでウズベキスタン共和国がどんな国なのか簡単に触れていきたいと思います。

 

ウズベキスタン共和国

場所は中央アジアに位置し、昔は旧ソビエト連邦の一部でした。1991年の旧ソビエト連邦の崩壊とともに独立し、同時に独立国家共同体(CIS)にも加盟しました。

話が少しそれてしまいますが、私は小学校低学年から高校卒業までアイスホッケーに明け暮れていた時代があり、ソ連崩壊直後にもかかわらず独立国家共同体(CIS)としてアルベールビルオリンピックに出場したアイスホッケーチームが、見事金メダルに輝いたということを鮮明に覚えています。(残念ながらチームにウズベキスタン人は含まれていませんでしたが、、、)

 

話をウズベキスタンに戻しまして、国土は日本の1.2倍の面積を持ち、人口は約3200万人と日本より少し大きな国土に四分の一の人しか住んでいない国です。

住んでいる人の年齢構成が人口の約65%が35歳未満と比較的若い人が多い人口分布となっています。

 

また、ここで暮らす人々の一般的な年収は日本円で20万円程度とのことです。

この辺のことを頭に入れといてもらいつつ、ウズベキスタン共和国のウェディング事情について紹介していきましょう。

 

まずウズベキスタンのウェディング事情を調べていて、日本ととても近いなと思った点が、伝統的な婚礼の儀式にあわせて海外の違う文化の儀式を積極的に取り入れているということにとても親近感を感じました。

日本でも伝統的な神前式のみならず、教会式や人前式などさまざまな文化を取り入れながら日本流の結婚式を挙げていますね。

ウズベキスタンでも伝統を守りながらも異文化の結婚式の儀式や祝い方を取り入れながら独自の文化として発展させて行っているそうです。

 

それではウズベキスタン流の結婚式の流れを紹介していきましょう。

特別なデート

結婚の始まりは特別なデートからスタート

日本貿易振興機構(JETRO)のレポートによると、結婚への第一歩は「特別なデート」から始まるようです。

まずは、その特別なデートで男性が女性にゴールドのジュエリーを送ります。

そして両家の両親が顔を合わせて二人の意思を確認し、意思確認が取れたら結婚式の日取りを決めていくそうです。

一般的には5ヵ月後くらいになることが多いようで、その5か月間の間にさまざまな伝統的な儀式を行いながら、結婚式の準備を進めます。

その中でももっとも重要な儀式が「パタハ」と呼ばれる日本での婚約に当たる儀式が行われます。

これには、新郎、新郎の父、祖父、叔父など4?6名程度の新郎側の親戚が花嫁の家に「パタハ」(婚約)の確認のために出向きます。

パタハと母の乳とウェディングピラフ

新郎側は、婚約の証として季節ごとの衣服や、靴、化粧品、ジュエリーなどのギフトを持参すると同時に、大きな鍋に入れた料理やお菓子、果物などを持参するとのことです。

この時に結婚指輪も贈るそうですが、その費用も全て新郎側が負担するそうです。

 

そして別の重要な儀式としては「母の乳」と呼ばれる儀式では新郎側が花嫁に持参金を贈るのですが、持参金の額は家庭の収入にもよるらしいのですが、10万円?50万円位とのことです。

冒頭に一般的な収入額についても書いてありますが、年収の半分から2.5倍ほどを持参金として贈るとはすごいですね。

 

また、結婚式前のもうひとつ重要な儀式として「ウェディングピラフ」という儀式があるそうです。

この「ウェディングピラフ」は新郎側が花嫁に贈った持参金の中から食材を買い、作ったピラフを振舞うのですが、この「ウェディングピラフ」の儀式には男性のみが出席できるとのことです。

そしてもうひとつ驚きなのが、ピラフを作る量です。

もしこの「ウェディングピラフ」に300名が参加予定だとしたら600名分のピラフを作るとのことで、風習として出席者の倍以上の量を用意してもてなすということです。

 

とここまではとても伝統的なスタイルの結婚に向けての儀式なのですが、結婚式当日はかなり雰囲気が変わってくるようです。

アトラクションでおもてなし

結婚式当日はパーティー的な要素が強く、「ラブストーリー」と呼ばれる新郎新婦の画像や動画を編集して作った紹介動画やウェディングケーキの入刀やレーザービームを使った演出、ダンスショーなど様々なアトラクションで出席者をもてなすようです。

ウズベキスタンのウェディング市場は年々拡大していてこの先も様々なアトラクションが誕生していくことでしょう。

 

Jewel4Urs.でも、今後様々なお客様に喜んでいただけるようなプランをご提示できるように、日々情報収集を重ねてさらなる進化を続けていきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いします。

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