職人の想い
この記事では、ウェディングジュエリー(結婚指輪や婚約指輪)を50年近く作り続けてきたJewel 4Urs.の職人としての想いを綴っていきます。
まず、このブログの主題にもなっている「円満な家庭を築くためのアイテム」という点についてです。
マリッジリングの起源や宗教性の事については以前のブログでも触れてきましたが、結局のところ、マリッジリングをしているだけで夫婦やカップルは長い間仲良く円満に生活を送ることはできるのかと聞かれると、答えはNOです。
マリッジリングを常に身に着けている夫婦やカップルでも別れが訪れることだってあるでしょうし、マリッジリングなんて買うことすら考えていなかったという夫婦やカップルでも最後まで仲良く円満に結婚生活を送る人たちもたくさんいると思います。
では、なぜ私たちはマリッジリングを製作し、結婚していく恋人たちに「結婚式では指輪の交換をしましょう」「マリッジリングは常に身に着けていましょう」とおすすめしているんでしょうか。
私たちがマリッジリングをお勧めしている理由はただ一つ
結婚という人生にとって大きな節目を迎えた時の想いを忘れないようにするためのツールであると考えているからです。
もう少し詳しく説明すると、人間誰であっても遠い過去に起きた多くのことを忘れてしまいがちです。
また、それが自分の意思で行動していたわけではなく、誰かに言われたからとか、みんながやっているからなど、周りの行動に流された行動だと、さらに記憶に残りにくくなってしまいます。
なので、「結婚する時にはみんなマリッジリングを買っている」とか「彼女がほしいと言っている」から買おうなど、自分の意志で行動しないでマリッジリングをそろえても、せっかくのマリッジリングがふたりの絆を深めるアイテムとして効果を発揮しなくなってしまいます。
マリッジリングに物語を織り込む
マリッジリングを二人の幸せをより強いものにするためには、マリッジリングを買うにあたり相手への想いや今までに二人に起きたドラマや物語をマリッジリングに刻み込んでいく事が必要になってきます。
例えばオーダーメイドマリッジリングのようにデザインを一から二人で考えていけば、その過程で今までにあった様々なエピソードや出来事、二人共通の想いなどをデザインに反映させていくことで、世界で一つだけの二人だけのマリッジリングが生まれます。
そして長い月日が流れてもそのマリッジリングを見れば二人が結婚を決意したころの素直な気持ちを呼び覚ましてくれるアイテムとなる事でしょう。
また、オーダーメイドで製作しないまでも、リングに入れる石の種類を大切にしたい石言葉から選んだり、リングの内側や外側に大切にしたい言葉などを入れることも可能です。
そのようにして何か一つでも、結婚を決めた時期に大切に思っていた気持ちをマリッジリングに織り込むことができたら、それは二人の末長く幸せな結婚生活を送っていく中で、常に新鮮な気持ちを呼び覚ましてくれるアイテムとなることができるでしょう。
そしてあなたが仕事や人間関係など様々なことで悩んだ時などにはマリッジリングの向こう側にパートナーやお子様の笑顔を思い浮かべ、困難にも立ち向かえるようなマリッジリングであって欲しいと願いながら制作に励んでおります。
Jewel4Urs.ではそのようにしてお客様への想いを込めながらマリッジリングやエンゲージリングの作成を提案致しております。
あなたにとって無敵のパワーアイテムとなれたら幸いです。
こちらのブログも併せてお読みください→2人の思いはマリッジリングに反映できるか、またその必要性は